乾燥肌なんてない!? [悩み別 乾燥・肌あれ]

乾燥肌なんてない!?

みなさんが「乾燥」と思っている肌状態は、皮膚科的には「肌あれ」
ではないケースも多いようです。
軽い皮膚炎を伴い、肌のいちばん上にある、角質層の細胞が
ウロコのようにめくれて脱落しつつある状態です。

この状態でいくら「保湿」をしてもザルで水を汲むようなもの。
だから、「つけてもつけてもお肌が乾燥・・・」という状況がエンドレスに続くのです。

そんな経験はありませんか?

必要なのは、角質を健康にすることです。
そんなことはしってるよ!ってような声が聞こえてきそうですが

実は、今の女性は、自分の肌が乾燥していると信じ込んでいて、
保湿にものすごく手間もお金もエネルギーも使います。

顔を洗ったら、間髪いれずに化粧水や美容液や保湿クリームやらで、肌の乾燥を防ごう
とします。

でも、これこそが皮膚炎を引き起こすきっかけなんだという
ことを忘れずに!

肌は本来自らの力だけで保湿できる自衛力があるのに、
それをさせないお手入れを続けているから、肌の基礎体力が低下して、
生活習慣病的肌へと移行していくのです。

もちろん、 保湿は必要ですし、ケアをしないとひどくなりがちです。
ですが今はあまりにも不適切でやりすぎな状態だし、しかも保湿さえすれば安心だと
思っている人も多すぎます。
 
ここで、確認ですが、肌の基本構造とはたらきを確認しておきましょう! 

 人の肌(皮膚)は生きています。当然ですね。
なのに、靴やハンドバッグなどの「加工されたなめし皮」のように
「何の機能もない」ように扱われているのが不思議です。

生きていますから、当然いろいろ機能くれます、ちゃんと役目を担っています。

では皮膚の役目とは?
 外界に対しては、ストレスや有害物質、病原体の侵入を防ぎ、
体内環境を守る為のバリア機能です。
そして皮膚を構成する細胞は、活発に入れ替わっています。
皮膚からアカが出るでしょう?
あれは皮膚のいちばん上にある角質から捨てられた、寿命の尽きた細胞です。

 正常な肌は、角質層のキメが整っていて、あたかもきれいなレンガか
屋根瓦を多重層に敷き詰めたかのような構造になっています。
そしてその上には、「異物侵入を阻止するのが最重要機能である」皮脂膜
があります。
顔を洗うと、皮脂膜が洗い流されます。すると肌は自然に、
皮脂が毛穴の脂腺や角質細胞から分泌されて、きちんと再生されるのです。
 
ところが、生活習慣病初期の、肌荒れの状態を起こした肌は、洗いすぎ、
手入れのしすぎで角質層がめくれてしまっているため、すぐにカサカサしてしまいます。
しかも、外からの保湿を重ねた結果、皮脂は自ら分泌する必要性が弱くなり、再構築能力の
退化を起こしているのです。今、ほとんどの女性の肌は、こちらの状態になっているといえます。

※ 肌荒れに必要なのは皮膚科的治療かもしれません。
  乾燥と違って間違えて化粧品的保湿を重ねてもかえて悪化します。

間違いだらけのスキンケア
http://skincaretrouble.seesaa.net/ 
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