美白成分の種類  [基礎化粧品編]

☆☆ 美白成分の種類  ☆☆A厚生労働省が効果を認めたもの

①アルブチン
 もともとはコケモモから抽出された成分。
 (チロシナーゼ抑制効果)
②エラグ酸
 イチゴから抽出された成分。
 (チロシナーゼ抑制効果)
③ルシノール
 北欧のモミの木の成分をヒントにして
 生まれた成分。
 (チロシナーゼ抑制効果)
④ビタミンC誘導体
 リン酸ビタミンCなどを肌に吸収しやすい形に
 変えたもの。抗酸化作用ももつので、老化
 予防やニキビの炎症を抑えるのにも役立つ。
 (チロシナーゼ抑制効果)
⑤プラセンタエキス
 豚の胎盤から抽出された成分。
 (チロシナーゼ抑制効果)
⑥カモミラET
 カモミール(西洋カミツレ)から抽出される
 成分。抗炎症作用もあわせもつ。
 (エンドセリン伝達阻害効果)
⑦トラネキサム酸
 (プロスタグランジンE2抑制、チロシナーゼ
 抑制効果)
⑧t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)
 (プロスタグランジン抑制効果)
⑨リノール酸
 サフラワー油などの植物油から抽出される。
 (チロシナーゼの量を減らす効果)


 この9つの美白成分のうちのいずれかを含んでいれば、
美白化粧品として医薬部外品の認可を受けることが
できます。

要するに、美白の効能をうたえる
ということになるのです
(化粧品は効能をうたうことができませんが、医薬部外品であれば可能です。
ただし、明記してよい効能書きは「紫外線によるシミ・ソバカスを防ぐ」という表現に限られます)。

そのほかの美白成分
●油溶性甘草エキス(グラブリジン)
 甘草という漢方薬から抽出した成分。
 消炎効果もあるため、かぶれにくく、
 肌の弱い人でも比較的使いやすい。
 (チロシナーゼ抑制効果)

●ハイドロキノン
 欧米ではかなり以前から使われていたが、
 皮膚への刺激性があるという理由で日本では
 長いこと化粧品への使用が禁じられていた。
 最近規制緩和によって日本でも化粧品に配合
 されるようになった。濃度が高いと若干刺激
 が出やすい。
 (チロシナーゼ抑制効果)


そのほか、火棘(かきょく)エキス、ルムプヤン、
イモニガショウガエキスなど、さまざまなもの
が使われている。

旧表示指定成分全103種も調べました。
化粧品を購入する際の参考にしてください。


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